’21年8月5日 タムロンさんよりレンズが2本、開発発表されました
両レンズとも、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニー Eマウント用である
我が子を撮るために3年かけて試行錯誤してきた私なりに、2つのレンズに対して考察してみたいと思います
その1:28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
商品名 | 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) |
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発売日 | 2021年内発売予定 |
希望小売価格 | 未定 |
公式サイト | プレスリリース記事 |
既存の「28-75mm F/2.8 Di III RXD」のリニューアル版である
特徴
- 「TAMRON Lens Utility」を新実装 ※後述
- AFの高速・高精度化(VXD搭載)
- 新デザイン採用で質感Up&操作性向上
- フィルター径φ67mmでサイズ感は維持
記事を見る限り、フォーカスボタンが追加された模様
予想 対子供性能は・・・70点
子供の撮影では、設定の切替時間なんて与えてくれない
そのため、フォーカスボタンが追加されるのはとても魅力的である
AF性能などの他は既存で必要十分な感じがある
未公表の値段と重量次第だが、トントンでもない限り優先して選ぶ要素はないだろう
今から購入を検討するには、旧モデルも値段次第で視野に入れたほうが良いだろう
その2:35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
商品名 | 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058) |
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発売日 | 2021年内発売予定※2) |
希望小売価格 | 未定 |
公式サイト | プレスリリース記事 |
「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」から焦点距離を狭めて明るくなったレンズ
とりあえずF/2-2.8って言うのがやばい
特徴
- 「TAMRON Lens Utility」を新実装 ※後述
- AFの高速・高精度化(VXD搭載)
- 新デザイン採用で質感Up&ボタンスイッチ多数で操作性向上
- コンパクトな、Eマウントレンズとして初のF2-2.8大口径ズームレンズ
※追記|2021年9月18日
タムロンさんのTwitterにて焦点距離別F値表がリリースされました
驚くべき点は80mmでF2.5となっている
通常の大三元レンズのF2.8に比べて明るいため広角側が必要なければ上位互換となります
予想 対子供性能は・・・90点
- とっさのシャッターチャンスに、素早い設定変更が行える操作性
- F値が低く、多少暗くてもシャッタースピードを早くでき動きの激しい子供でも手ブレしにくい
- 逃げ回る子供に対して、焦点距離が150mmまであり心強い
以上3点、とても好感触である 正直とても欲しいし使ってみたい
懸念があるとすれば、下記2点だろう
①レンズ径が67mmでなく大口径になる(だろう)
②重量は・・・重そう
「TAMRON Lens Utility」について
今回発表された両レンズともに導入された、タムロンが独自開発したソフトである
レンズにポート(おそらくtype-C)が搭載されており直接PCとつなげることで
- 最新フォームウェアへのアップデート
- 機能(フォーカスボタンやフォーカスリング)のカスタマイズ
ができるようになるとのこと
アップデートが手軽になる点と、カスタマイズにより個人の自由度がます点は魅力である
他メーカーも導入してもらいた機能であるが、それによって重量や価格がどうなるかが気になるところ
まとめ
まだ不明な点があるが、両製品とも基準となるレンズになるとは思う
特に後者の「 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD 」がとてもいい
「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2」や「FE 20mm F1.8 G SEL20F18G」あたりの広角単焦点と合わせて持つだけでどこでも撮れてしまいそう
重量に対しては複数本持つ分が1本にまとまるのであれば全然問題ない
結論 : 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD が欲しい