ついに、SONYフルサイズミラーレス一眼カメラの高画素特化であるα7RⅤが発表されました
直近の機種に対して、追加された機能の考察をして、どんな人向きなのか考えてみました
言っても、Rがつく高画素特化機のため、初めから野鳥や、飛行機など望遠で撮影する人用なのは明白ですが
一つの考えとしてご覧ください
スペック
α1をベースに、最新機種のα7Ⅳの操作性を反映させたボディ
そこに追加で、下記4点が進化した機種と思われる。
- 約6100万画素へUp
- AIプロセッシングユニットによるAF進化
- 4軸マルチアングル液晶モニターの搭載
- 手ぶれ補正の5.5段から8段へ増加
- 最大8K24pの撮影
機種 | α7RⅤ | α7Ⅳ | α7SⅢ |
---|---|---|---|
発売日 | 2022年11月25日 | 2021年12月17日 | 2020年10月9日 |
有効画素数 | 6,100万画素 | 約3300万画素 | 約1210万画素 |
EVF(ファインダー) | 約943万ドット | 369万ドット | 約943万ドット |
液晶モニタ | 約210万ドット | 103万ドット | 144万ドット |
光学手ブレ補正 | 8段 | 5.5段 | 5.5段 |
電子手ブレ補正 | アクティブモードあり | アクティブモードあり | アクティブモードあり |
露出ダイヤル | カスタマイズ可能 | カスタマイズ可能 | 露出で固定 |
写真・動画・S&Q スイッチ | あり | あり | なし |
モニタ方式 | 4軸マルチアングル 液晶モニター | バリアングル | バリアングル |
記録媒体 | 両スロット共 CFexpress Type A SDXC/SDHC (UHS-II/UHS-I) | 両スロット SDXC/SDHC (UHS-II/UHS-I)対応 片方のみ CFexpress Type A対応 | 両スロット共 CFexpress Type A SDXC/SDHC (UHS-II/UHS-I) |
重量※1 | 約723g | 658 g | 699g |
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※1重量はバッテリーとメモリーカード含む
追加機能の考察
追加機能について考察します
ただ、画素数については割愛いたします
なにせ、唯一無二の数値なので、比較のしようがありません
AIプロセッシングユニットによるAF進化
正直使ってみないことには分かりません
世代としては5世代になったようです
人に対しては、正直今のでも十分でしたので、これ以上何が進化しているのか?
と思ってしまいます
ただ、今回は骨格から人物判断するなどするらしいので
これは判別できなくてもしょうがないよね、、と思っていた状況でもロックできるようになるのでしょうか
個人的には、人を撮る場合は効果は限定的で、なくてもいいやと思っています
飛行機や昆虫、電車までも判断できる領域が増えたらしいので、そういったものを取る人には効果的かもしれません
4軸マルチアングル液晶モニターの搭載
チルトモニターとバリアングルモニターが合体したような構造であり
実用面でも両面のいいとこ取りしつつ、バリアングル時のモニターと配線の干渉問題を解決できる理想の構造と思います
これは、正直にα7Ⅳから入れて欲しかった
ま、その分値段あがったでしょうが
チルトモニターのα7Ⅲから、バリアングルのα7Ⅳに移った私の感想ですが
光軸とモニターがずれてしまうのは、確かに撮りにくくなります
たまに、チルト式だったらなーと思ってしまうのです
(それでも、全体の2割くらいで8割はバリアングルがいいですが)
懸念は、新開発なだけに故障関係でしょうか
見た限り、チルト式の機構の上にバリアングルを合体させただけのようなので案外丈夫じゃないかとみています
ただ、使用者によって力が加わり破壊してしまうことは増えそうです
大事に扱う心構えは必要ですね
手ぶれ補正の5.5段から8段へ増加
これまた効果はいかほどか?
α7Ⅳではジンバル不要、、、とまでは行かないにしても
ラフに動画撮るならハンドでいけるくらいには手ぶれ補正が効いてくれています
おかげでジンバルの出番がだいぶなくなってしまい、手放そうかとも思ったくらいです
さらに良くなるのであれば、いっそのことハンドOnlyを目指せるかもしれません
とは言っても、ジンバル以上にはならないと思うので、これを理由に購入は厳しいでしょう
また、このα7RⅤでいうとやはり望遠撮影時での手振れがとても効果的なのではないでしょうか
それこそ、三脚レスにできれば、かなりの荷物削減効果です
追加でレンズが1〜2本は持っていけるようになるので、その面では大変喜ばしいでしょう
最大8K24pの撮影
これ使う人いる?
と思ってしまいました
なんせ、撮ったところで8Kを移す機器がありません
あと、データ容量も膨大になりそうなので、遠い将来のために取っておくのも現実的でないと考えます
もちろん、プロの人とかなら使うでしょが、、、
それか、野鳥とかを8Kの動画で撮影してクロップでもするんでしょうか?
あとから、その画面範囲内でパンやチルトさせることができるという点がメリットかな
4Kで120pが取れなくなる点は注意点ですね
個人的にはどうでもいい追加機能ですね
まとめ
高画素機ということもあり、遠くのものを撮影する人にはおすすめできますね
α1を買おうとしているひとは、今となってはα7Ⅴを選択した方がよさそうです
機能面で気になる点はISO感度の耐性でしょうか
暗闇でノイズがどこまで出てしまうのかがα1との違いになりそうです
ま、そこまで明確な差が出無さそうではありますが・・・
機能面以外でいうと、やはり値段が気になります
アスキーさんの記事で市場予想価格はボディのみで56万円とのこと
α1に近い性能を持っていることを考慮すると思ったほど高くはないのかな?
ぜひ、一つの意見としてご参考にしてみてください!