α7Ⅳが12月17日に発売されました
予約は12月7日から開始されましたが、予想よりも値段が高かったため少し躊躇してしまい12月9日に予約
結果、手元に届いたのは1月16日となり、約一月お預けを食らいました
今回は、素人ながらα7Ⅲを持っている私がなぜα7Ⅳを購入したか?についてお話ししたいと思います
α7Ⅳとは?
まずは、主要なスペックから
機種 | α7Ⅲ | α7Ⅳ | α7SⅢ |
---|---|---|---|
発売日 | 2018年3月23日 | 2021年12月17日※12/7予約開始 | 2020年10月9日 |
画像処理エンジン | BIONZ X | BIONZXR | BIONZXR |
EVF(ファインダー) | 235万ドット | 369万ドット | 約943万ドット |
液晶モニタ | 92万ドット | 103万ドット | 144万ドット |
光学手ブレ補正 | 5段 | 5.5段 | 5.5段 |
電子手ブレ補正 | アクティブモードなし | アクティブモードあり | アクティブモードあり |
グリップ | 小指余り | グリップ大型化後 | グリップ大型化後 |
HDMI | マイクロHDMI | フルHDMI | フルHDMI |
モニタ方式 | チルトモニタ | バリアングル | バリアングル |
記録媒体 | 片方のみ UHS-II に対応 | 両スロット SDXC/SDHC (UHS-II/UHS-I)対応 片方のみ CFexpress Type A対応 | 両スロット共 CFexpress Type A SDXC/SDHC (UHS-II/UHS-I) |
メニューシステム | 旧メニューシステム | 新メニューシステム | 新メニューシステム |
重量※1 | 650g | 658 g | 699g |
参考リンク | 楽天|Amazon | 楽天|Amazon | 楽天|Amazon |
※1重量はバッテリーとメモリーカード含む
詳細は↓の記事を参考にしてください
どんなカメラか?
- 写真も動画も両方撮る
- スローモーションは使わない
- 1台で完結させたい
- フルサイズ入門機からワンステップ上がりたい
【現状】α7Ⅲでの不満点
α7Ⅲで初めてシャッターを切った時、衝撃を受けた記憶は今でも忘れられません
そして、今でも十分な絵を撮像してくれています
そんなα7Ⅲに不満点なんてないのか?
↓にも書きましたが、些細な点ですがありました
- メニューが使いずらい
- 残念なポイント3点
- チルトモニター
なぜα7Ⅳを購入したか?
本題です
私が購入の決断した理由と、実際に一ヶ月使用してみて感じたメリットを紹介します
- 写真と動画の切り替えが早い
- バリアングルモニター
- カスタムの幅が増えた
- メニューがわかりやすく動作がサクサク
写真と動画の切り替えが早い
α7Ⅳから、写真・動画・S&Qを別のレバーで瞬時に切り替え可能です
ただ、手が小さい方は片手操作が少し難しい距離感です
ピクチャープロファイルなどの設定を写真と動画で別々に保持することができます
そこで、私が不安に思っていた点があります
写真はAモード、動画はマニュアルモードで撮影で撮影したい時、どうなるのか?です
写真⇄動画が個別選択になったことで、モード選択は切り替えた後でもそのままでは保持されてしまいます
そこで、動画だと選択できる「フレキシブル露出モード」を活用することになります
それにより、モードダイヤルはほぼ写真用となり、動画と個別の露出を設定できます
絞り値、シャッタースピード、ISOをそれぞれオート(自動)か、マニュアル(手動)を個別に設定することができます
それぞれのオート⇄マニュアルの切り替えはカスタムボタンを設定することで瞬時に切り替えできるようになります
バリアングルモニター
それぞれメリット・デメリットがあります
私がバリアングルモニターを使いたかった一番の理由は、「縦構図でモニターを傾けたい」からです
私は子供をよく撮影するのですが、視線を合わせるためローアングルで撮影することが多いです
また、スマホの待ち受けにしたりするのには縦構図の方が使いやすかったりします
しかし、チルトモニターだとモニターが確認することができなかったので、勘で撮影していました
バリアングルモニターであれば構図を確認しながら撮影できます
カスタムの幅が増えた
α7Ⅲで結構カスタムボタンは使っていました
ただ、ピクチャープロファイル切り替え機能を割り当てることができずにいました
(写真⇄動画で切り替えた際に設定が引き継がれてしまう点をこれで改善したかったのですが)
ただ、今回はしっかり割り当てることができています。
カスタムボタンとは少し逸れるのですが、録画ボタンがα7Ⅲがファインダーの横でしたが、α7Ⅳになってシャッターボタンの手前になりました
正面に構えた状態でないと片手で押すことができなかったのが、ローアングルの状態でも片手で録画開始できるようになり地味ですが写真動画兼用機としては外せない改善点です
メニューがわかりやすく動作がサクサク
ここは実際の操作感になるので、なかなか言葉で伝えずらいところです
具体的に動作速度がわかる点としてフォーマット速度がかなり上がっています
3〜4倍もの速度でフォーマットが完了します
私は写真をPCに取り込んだ後すぐに、SDカードをフォーマットしています
動画を撮るようになってから容量を結構食うようになって、途中で容量不足で停止しないようにです
いつも、フォーマットを待つ時に置きっぱなしにしてしまい、電源を落とし忘れが多発していましたがこの速度であれば置く前に終わってしまうので切り忘れ防止にもつながりました
まとめ
正直、前モデルとなるα7Ⅲとの比較で、「撮れる写真」は大きく変わらないと思われます
私にとっては画素数が上がったことでトリム耐性が上がったくらいです
※クリエイティブルックでJPGの色合いがよくなった点も現像するのであれば変わりません
ただ、自身の子供が一番の被写体である私には、α7Ⅲでの操作間違えや切り替えの手間取りにより撮影チャンスを逃した時はたくさんあります
また、操作の快適性や撮って出しの色合いが改善されている点は、より多くの写真を処理・保存することができることに繋がります
高い買い物ではありますが、より撮影自体に集中できる環境を整えるためにはとても良い決断だったと感じています