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α7SⅢを買うべき点
EVF(ファインダー)がきれい
海や山などで子供を端に入れて撮影するときになど、マニュアルフォーカスを使う機会も増えてきました
α7Ⅲでは、EVFが荒くて悩んでしまいシャッターチャンスを逃すことがあるのです
それがやりやすくなる点は写真撮影の面でとても良い点です
ただ、α7Ⅳもα7Ⅲの235万ドットから多少進化はしています
それがどのレベルなのか?も気にはしますが、α7SⅢが圧倒的でそれに比べると些細なレベルとしか思えません
動画性能
センサーの画素数によって大きな差が生まれています
高く多様な動画性能=α7SⅢ
高画質な動画性能=α7Ⅳ
- サンプリングは全領域4K相当
- 4Kで30p~120pまで対応
- クロップ等はなし
- 熱暴走しないヒートシンクシステム
- 4K撮影時にスーパー35mmは不可
- 7Kオーバーサンプリングによる4K30p
- 4K60pではスーパー35mmクロップ
- 4K120pは未対応
- 熱暴走しないヒートシンクシステム
α7SⅢは、画素数が4K相当に抑えられているため、カメラ内で処理するのにも4Kから4Kとなり負荷が軽くなっています
そのため、クリップ無&最大120p対応となっています
α7Ⅳは、画素数が多く7K相当を4Kに落とし込むため同じ4Kでも高画質な映像になることが期待出来ます
ただし、処理が重たくなるためそのままフレームレートをあげることが出来ません
そのため、60pではサンプリングする画素数を抑えるためスーパー35mmモード固定となります
120pに至っては対応すらしない模様です
高い暗所性能
α7SⅢはISO感度の上限からも分かる通り、暗所性能が非常に高いです
- 最高ISO感度409600
- 15+ストップダイナミックレンジ
- 最高ISO感度 不明
- 15+ストップダイナミックレンジ
実際使用したわけではないので、レベルはわかりません
でも、ISO感度からα7SⅢのほうが強いのは確定でしょう
α7Ⅳを買うべき点
画素数
画素が高い=きれい=良い ではありません
それぞれ一長一短があります
約1210万画素=α7SⅢ
約3300万画素=α7Ⅳ
- データ容量が小さい
- データ転送が早い
- 大判印刷が難しい
- 現像時にクロップがしにくい
- 暗所に強い傾向
- データ容量が多い
- データ転送に時間がかかる
- 大判印刷が可能
- 現像時にクロップがしやすい
- 暗所に弱い傾向
それぞれ、考えると
- データ容量は多くても保存には問題ない
- 転送速度は早いほうが良いけど、そこまで気になっていない
- 大判印刷は基本しないのでどちらでも
- クロップはたまにする
- 暗所はそこまで撮る機会がない
クロップは現状85mmまでしか望遠側のレンズを持ってないため使うことがありますが、
- タムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」を購入予定
- クリップ必要な場面ではα7Ⅲを併用する
の2点で対策できそうです
値段
コレはまだわかりませんが、一番大きな問題です
出てきた情報から下記のような差になると考えています
差額で約14万円になります
ホントのところはわかりませんが、もし差が縮んでも10万以下にはならないでしょうね
上記、機能差から10万以上の価値を見いだせるか?が焦点かと考えます
差額の10万円でレンズやライトアクセサリーを買うという選択肢もありますね
まだ不明なα7Ⅳで外せない機能
搭載されるだろうと言われているがリークとしてはまだ情報が出てきていない機能についてです
私的にコレは外せない点をあげていきます
α7Ⅳにも導入されればOKですが、さればければマイナス点どころか選択肢からも外れます
クリエイティブルック
触ったことはまだないのですが、レビュー記事見ると大変好評となっています
撮って出しでも現像と同様な色合いにできる点は、スマホ経由で知人に送ることの多い私にとって大変便利です
上面の録画ボタン
α7SⅢには上面に押しやすい録画ボタンが設置されています
しかも、機能を変更までできるので汎用性が高いです
現状α7Ⅲでは、シャッターボタンでも録画開始できるようにしています
手持ちでもジンバル上でも録画開始ボタンが押しにくくてほぼ使っていません
ただ、動画モードと写真のモードを切り替えて使っているのですが、切り替え忘れにより写真のはずが録画になったりその逆もあったりと間違えが多発します
マークはなくとも、カスタムで変更出来ればそれでいいのでぜひ対応していただきたい点です
まとめ
機能面だけで言えば、α7SⅢを買えば概ね満足できる結果になります
ただ、問題は価格差と私の実力に対しての過剰品質、今現在の使い方だけで言えば、α7Ⅳでも十分な気もしています
- 10万円以上の価格差を将来回収できるのか?
- 細かい点で確認漏れの必須機能がないか?
- α7Ⅲとダブル運用をする上で、役割がかぶらないか?
などなど、頭の中で思考をぐるぐる回してしまっています
正直、私の購入基準として、「絶対後悔しない買い物をする」ということを決めています
そこからすると、すでに自ずと決まっているのですが
どちらにせよ、記事投稿時点(’21/10/16)では、半導体の供給不足により買いたくても買えない状態です
α7Ⅳが発表されると言われている10/21を待ちながらもう少し悩みたいと思います
この時間も、一つの楽しみです