前回は、私がMacBook Proを1年間使い続けた結果、
Windowsに戻りたいと思ったことについて記しました
今回は、逆に今こそWindowsが良い(でも問題ない)と思える理由を紹介したいと思います
ノートパソコンでWindowsを押したい理由
前回のMacBookをおすすめできない理由も3点でしたが、今回も3点の紹介となります
- ハイブリットコア intelプロセッサ(第12世代〜)の登場
- USB PD EPR認証による電力供給量のUp
- 高性能ディスプレイの普及
ハイブリットコア intelプロセッサ(第12世代〜)の登場
最近のMacBookには、皆さんご存知のようにAppleが開発した「Apple シリコン」が搭載されています
初登場は2020年M1チップでした
Appleシリコン
このチップの凄さは当時とても革新的なことでかなり私も衝撃を受け
その結果下記記事のように購入してしまうこととなります・・・
このCPUを構成しているコアは2種類あり、「高性能コア」と「高効率コア」です
このコアを使い分けることで、
- 高効率コア→高負荷の動画編集などの処理を行い
- 高効率コア→低負荷時は電力効率よく長時間稼働
させることができます
この2種類のコアを搭載されているコアをハイブリットコアと呼ばれています
intel 第12世代以降
intelもハイブリットコアを搭載してきました
(もっと早めにしてくれれば・・・)
なお呼び方は、高性能コア=Pコアと高効率コア=Eコアと言う名になっています
しかし利点はそのままで、Pコアで高負荷作業を行い、Eコアで電力効率よく稼働させることができます
この利点がノートパソコンのバッテリー効率と電源供給時の高性能化を両立できると考えています
USB PD EPR認証による電力供給量のUp
ACアダプタの問題点
まずノートPCで一番持ち運びのハードルとなるのが、電源のACアダプタです
本体の大きさや重さではありませんではありません
従来のWindowsのノートPCは、電源のACアダプタは基本専用のものでした
そこで問題になってくるのが下記の点です
- ACアダプタが重たく大きいことが多い
- 持ち出すときには、コンセントからいちいち取り外す必要がある
- ACアダプタを取り外しやすくなるように置き場にも制約がかかる
- コードの長さも長すぎだったり、短すぎだったり自由度がない
- コードも固く、仕舞いにくい
などなど、多数の問題や不自由さがあります
ACアダプタも別売りで購入することもできますが、専用で持ち歩く必要があります
それに、携帯やタブレットの充電と共有したりもできないです
USB PD EPR認証とは?
もともと、type-Cを利用したPDでは100Vまでしか給電ができません
それを超えたものが、USB Power Delivery EPR(Extended Power Range)認証です
EPRの規格に対応したケーブルでは現状MAXの100V→240Vまで供給できる電力が増加します
これにより、今まで高性能なGPUを積んだことで電力消費が大きくなってもType-Cでの給電が可能となります
Type-CのPDのメリット
先程の専用ACアダプタと逆になります
- ACアダプタやコードの形や重さ、端子の数、長さ、素材などを様々なメーカーから選択できる
- 持ち運ぶ際に、取り外しもしくは別で準備する必要がない
- 携帯やカメラなどの充電器と共有化できる
- ワット数によっては、モバイルバッテリーを使って充電ができる
自宅用や旅行用、仕事用、外出用など用途に合わせた多彩な製品から
ACアダプタとコードを選択でき、自由度がとても高くなります
高性能ディスプレイの普及
Apple製品はどれもディスプレイがとてもきれいです
高精細で、発色もよく色合いも統一されて精度が高いです
一昔前は?
WindowsPCはというと、各社でそのPCコンセプトにあったディスプレイを選択されていました
具体的には、下記のような感じです
- ビジュアル系のゲームであれば、解像度とそれなりの色精度で、低いリフレッシュレート
- FPSなどのゲーム用途であれば、色精度と解像度が低く、リフレッシュレートが高いディスプレイ
- クリエイト用途であれば、高い色精度とそれなりの解像度で、低いリフレッシュレート
- ビジネス利用であれば、それなりの色精度&解像度で低いリフレッシュレート
そして、リストの上に行くほどPCの値段が上がる傾向にあります
その理由としては、ディスプレイの値段が上がるのももちろんありますが
要求される処理能力が上がるということもあります
CPU・GPUも高価なものとなり、30万超えが当たり前になります
そして、それらが網羅されたディスプレイはありませんでした
ここ最近は
ディスプレイ情勢が変わってきています
皆さんもテレビの値段で感じているところがあるのではないでしょうか?
その要因となっているのはIPSパネルです。
もともとの色彩の良さがテレビなどで使いやすく。普及することでし値段が落ちていました
そこから、弱点とされていたリフレッシュレートも高いものが出てきました
前述してませんでしたが、FPSで重要になる応対速度も早いものが出てきて来ています
このIPSパネルを使うことで、どんな用途でも十分に使えるディスプレイがノートパソコンにも採用できるようになたのです
まとめ
どうでしょうか?
AppleシリコンのM1、M2は自社で一括で企画ー開発することで革新的なプロセッサを開発しました
そして、どのサイズのデバイスでも同レベルの高性能なディスプレイを採用しています
WindowsPCは、様々な企業の部品を集合させたものになっており
単体では高性能であっても統一性や整合取りのためのロスが生まれてしまいます
ここ最近はそれを上回る性能向上がされています
実際、普通にゲームや動画編集するレベルであれば
昔はハイエンドのPCが必要でしたが、現状ミドルレンジくらいでも十分な性能となっています
またWindowsのPCは、アップル製品と違って様々なメーカーから出ています
その中から自分にあった一台を見つけ出すのも楽しみです
私の場合は、買えかえとなり悩ましいところです
今からもし新しいPCを買おうとしているのであれば、参考にしてみてください